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沈下修正は可能ですが…

もしも軟弱地盤の上に建物を立ててしまった場合、地盤沈下によって建物が傾いてしまいます。そうなりますと、建付けが悪くなって扉や窓の開閉がスムーズにできなくなります。更にひどくなりますと、健康被害が生じたり、建物に亀裂が入ることもあります。
それを防ぐためには事前に地盤調査をする必要があるのですが、それでも軟弱地盤に当たってしまうという事はあるでしょう。このような場合、他の土地に引っ越さなくても、「沈下修正」を行う事によって元の生活が送れるようになるかもしれません。

沈下修正とは、傾いてしまった建物を地盤ごと修正する工事の事を言います。沈下修正はその建物を使用したまま施工することができますので、日々の生活に大きな影響を与えずに修正することが可能です。
沈下修正の方法にはいくつかありますが、中でも代表的な工法は「鋼管圧入工法」と呼ばれるものです。これは建物の基礎の下に穴を掘り、地中に鋼管を圧入します。その後油圧ジャッキで地下の硬い地盤に到達させつつ、傾いた建物を水平に修正していきます。そして最後に埋め戻し、モルタルを注入して固定します。

地盤沈下が発生しても、沈下修正をすることで元の生活を取り戻すことは可能です。しかしこの施工は決して安くはなく、鋼管圧入工法も何百万円という費用が発生してしまいます。そのようなことを防ぐためにも、はじめの地盤調査が何より大事なのです。

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