どのような土地にも、何らかの地名がついています。皆様のご自宅の住所にも、様々な地名が付けられていることでしょう。地名の由来も様々ですが、その多くはその土地の地形や地質などにちなんでつけられた物が多いようです。つまり、その土地の地名を見ることによって、大まかな地盤の強さを推測できる場合があるのです。
地盤が弱い場所の多くは、低い土地や近くに水がある土地で、水害に襲われやすい土地です。つまり、これらを連想させる地名は特に要注意だと言えます。具体的には、以下のような漢字が付いている事が多いようです。
・低地を意味するもの(谷、窪、下など)
・水に関するもの(池、沢、沼など)
・水辺にあるもの(萩、蓮など)
・水辺を意味するもの(川、岸、港など)
合併などによって新しく付けられた地名などは参考にならない場合もありますが、古い地名は参考にできる場合も多いようです。
これはあくまで地盤の強さを表す一つの要素に過ぎませんが、このような地名が付けられている土地にお住まいでしたら、地盤調査をするのが良いでしょう。現代の技術を駆使した地盤調査なら、より信頼度の高い結果を得る事ができます。これからその土地に住むという方も、既にお住まいだという方も、地盤調査をご依頼されてはいかがでしょうか。