新築の家を建てる時にまず行うのが、地盤調査です。地盤は建物を建てる「土台」であり、その地盤に問題があると新築にも影響が出てきてしまいます。もし、地盤調査をしないまま建てると、どうなるのでしょうか。地盤が良い場所なら家の基礎を簡単にして費用を抑える事が出来ますが、地盤が弱いと、地震等で沈下するリスクが起きます。又、家屋が歪んでドアが開かなくなったり外壁の亀裂等が起こったりする危険性があります。
もし、地盤調査をして地盤が弱いと分かった場合はどうすれば良いのでしょうか。
1つ目は、地盤改良工事をする事です。地盤調査の後、土地が弱い事が分かると地盤改良工事を行います。改良工事とは、その土地に家を建てても地盤が崩れないように基礎を固めておく事です。土を掘削して平らにした後、砕石によって地盤を硬くしていきます。その後「捨てコン」と呼ばれる下地を流し込みます。そしてコンクリートを打ち込んで基礎が出来上がります。地盤改良は地盤の状態によって値段が異なります。新築を建てる際には予算を多めに準備しておきましょう。
2つ目は、土地を変えてもらう事です。その土地が分譲地でしたら別の土地への転移が認められる事があります。分譲地に空き家があれば、特例として移る事が出来ます。但し、土地管理会社によっては区画の変更が認められない場合があります。更に移った土地も地盤が弱い事も考えられるので、注意しましょう。
地盤調査をして地盤が弱いと分かっても、諦める必要はありません。地盤調査の費用でお悩みの際には、当サイトがお力になれれば幸いです。