住宅を建てようと思った時、セットになっているのが地盤調査です。そしてこの地盤調査はその土地の地盤の固さによって費用が変わる、ということをご存知でしょうか。
なぜ地盤の固さにより費用が変わるかと言いますと、地盤は住宅を支えるとても重要なもので、安全な住環境を作る強い地盤が必要になります。しかし、すでに購入している土地の場合が圧倒的に多く、ここは地盤が弱いから住宅を建てられない、と言って別の土地に建てるということはできません。地盤を強くするために行われる工事を地盤改良と言い、この工事に新たな費用が必要になるのです。この地盤改良は簡単にいうと、これから建てる住宅が沈んでいかないように地中に柱をたてることなのですが、その分の人員や施工期間、材料費と掛かってくるのです。
このように書くと地盤工事で損をしているように感じるかもしれませんが、地盤改良を行わなければ大切な家が傾いていってしまう可能性もあるので、絶対に欠かすことのできない工事です。なぜなら住宅が傾きますと、多くの被害が起こる可能性があるのです。戸の開け閉めがうまく行かなくなる、隙間風がでるなどの被害から、めまいや吐き気などの健康への影響のあると言われています。そのようなことを起こさないために、多少の費用を出してもきちんとした地盤工事、改良を行う必要があると言えます。