災害対策としても、根本的な解決が行える地盤調査。しかし、地盤調査はいつ行うの?一度依頼したらもうお願いする必要はないの?など、様々な疑問があがるかと思います。そのため、今回は地盤調査の依頼タイミングについて、ご紹介していきます。
【地盤調査を行うタイミング】
①建物を建てるときに、地盤調査を行う
②土地を売る時に、地盤調査を行う
③耐震対策として、地盤調査を行う
地盤調査は主にこのような理由で行われます。土地の購入、又は売却の際には、地盤調査は重要と言えるでしょう。また、仮に地盤調査を行った後、建物を建てていたとしても、年月の経過によって地質が変化している可能性があります。そのため、10年後、20年後には地盤に問題が発生しているかもしれません。そんな時に大地震が来てしまえば、建物は簡単に傾いてしまうことが予想できます。
【地質の変化とは?】
地質は滅多なことがない限り、短期間ですぐに悪化するようなことはありません。ではどのような状況で地質は変化してしまうのでしょうか。それは、地震が発生した時などです。大きな地震ではなくても、何度か地震が発生していれば、それは地質を悪化させている可能性があります。地下水位の高い砂地盤に、振動が加わることによって、液状化現象を発生させてしまう恐れがあるのです。そのため、地盤調査ではこのような問題がないかどうかを検査するためにも、必要な作業と言えるのです。