地盤調査によって明らかになることは、調査方式によってさまざまですが、大まかにいうと『地層の内容』と『土地の性質』です。
地層の内容は、地下何メートルにどのような地層がどのくらい続いているかを調べます。この調査によって、例えばその土地が数十年前に川を埋め立てて作られた、山を切り開いて作られたといったような土地の生い立ちが分かります。
土地の性質は、地盤が硬いのか軟らかいのか、地下水を多く含んでいるのかどうか、地滑りや地盤沈下を起こしやすいかどうかなどを確認します。土地の利用法は建築や農業など多岐にわたりますが、その土地がどのような用途に向いているのか、すなわち土地の得意不得意を知ることができます。
こうして見てみると、地盤調査は人間にとっての履歴書と通じるところがあるのではないでしょうか。
土地も、その上の建物も、多くの人にとっては一生を左右するとても大切な資産です。土地の運用をお考えの際には、その土地がどのような場所であるかしっかり把握するためにも地盤調査を行うことが非常に重要といえます。
地盤調査を検討されている方は、ぜひ当サイトにご相談ください。