本来、山の斜面に家を建てることは大変難しいことだと言われています。しかし、周りを見渡してみると、山の斜面にも延々と家が立ち並んでいる地域があることに気がつくと思います。 これは元あった山の斜面を切り崩して、その切り崩した土砂で平らな地面を造成した盛土造成地と言われるものです。 日本各地のベッドタウンや新興住宅地には盛土造成地で形成されているものも多いそうです。 実はこの盛土造成地は、場所によっては軟弱地盤で形成されている場合があるということがよく言われています。元々地面でない場所に土を盛り上げた場所は、元々地面だった場所に比べれば弱いと言われており、盛土の反対の切土(削り取られた後の山の斜面)は比較的しっかりした地盤であることが多いようですが、盛土の場合はその後の転圧工事がしっかり行われているかなども重要な要素です。 ただし、盛土造成地が全て危ないかと言えばそういうことでも無いようで、危ない場所についてもしっかりと地盤改良を行うことで家を建てることも不可能ではないようです。 但し、地盤改良をするためには、まず地盤調査を行い、本当に地盤改良工事が必要かどうか見極める必要があります。 地盤の強度は様々な要素が関連してくるので、地盤調査のプロに依頼して調べてもらうのが一般的です。 当サイトでは地盤調査についてのご相談をいつでも受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。