地盤調査は、建物を建てる予定地の状態を地表面だけでなく、地中奥深くまで調べるものです。
見た目には綺麗に整地された土地でも、地中がどうなっているかは実際に調査をしないことにはなんとも言えないところです。
特に注意しておきたいのが、地中に埋められたかつての建物の基礎の残骸やゴミ、浄化槽、井戸などの地中残置物です。
地中残置物があるとその部分の地盤の耐久力が他と異なるので、不同沈下や地震の際の危害拡大ということもありうるので十分な注意が必要です。
また、古くからの寺社仏閣がある場所は地震の被害が少ないということを耳にすることもあると思いますが、寺社仏閣のある場所だけが頑丈な地盤の上に乗っていて、他の場所は畑や水田のあとを埋め立てた土地に建っているということもあり得ます。また、その地域で過去数十年に大きな地震がなければ、実際に大きな地震が来たときの揺れや被害は分からないものです。
地盤調査はそういった、見た目ではわからない土地の素顔を明らかにして、建物を建てる際の計画に役立てることも可能です。
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